お灸でつらい症状から改善された当院での実例

当院では不眠を訴えて鍼灸治療を受けられる患者さんが多くおられます。会社でのプレッシャーのかかる仕事や、学校生活の不安(情動性によるもの)など不眠の原因は様々であります。最近ではテレビなどで不眠の原因・最新のアプローチ法・日常生活の不眠症対策が解説され、有用な情報も数多く発信されています。

それにもかかわらず、青年者から壮年の方までなかなか改善せず、鍼灸治療でなんとかならないか、との問い合わせをいただきます。

当院では、不眠を訴える患者さんに、「お灸」をもってよい効果が認められることを数多く経験しています。

不眠は『不安という不快な情動性のブロックが背景にあること』が一つの要因として考えられます。

それらが身体のツボに表現されると、霊台・神道・身柱などの圧痛、硬結としてあらわれてきます。漢方医学で「神」や「霊」などの言葉がつくツボは、精神作用のことを表現しています。つまりこれらのツボは心気作用、精神が関係するものです。

当院では、お灸の治療にあたり、適切な経穴の検出、施灸量を考慮し、施術を行います。直接的にツボを熱刺激する際には、もぐさと皮膚の間に灸点紙シールをあて、1ミリ以下の穴を通して熱刺激を行います、多少赤くなることはあっても、目立つ痕を残すことはありませんので、ご安心下さい。